*「アキタコラボル」は2021年7月をもちましてオンラインショップとしての活動を終了しました。

支えてくださった方々本当にありがとうございました。

今後は秋田の作り手ひとりひとりにクローズアップしたメディア「秋田 ひとりひとり」として活動を行います。



アキタコラボルとは


いまだから、つながる、こらぼる、アキタコラボル。

 

秋田の食とクラフトの作り手たちがコラボして作る、美味しくて、楽しくて

ここにしかない「アキコラセット」を秋田から全国にお届けするプロジェクト「アキタコラボル」。 

 

おうち時間が増えたいま、美味しいもの、クラフト作品は、さらに日々を豊かにしてくれます。

「アキタコラボル」がお届けするのは「このお菓子にこの器」というように

食とクラフトの作り手同士が、日々を楽しくするアイデアと想いを込めて作るオリジナルセット。

 

このプロジェクトに参加するアキコラメンバーはそれぞれ個人で活動する作り手であり、

美味しいもの、クラフト作品、すべてが手作りです。

食品ロスを出さないため、ひとひとつを丁寧に作るため、「アキコラセット」はすべて予約販売となっており、

お手元に届くまで少々お時間をいただきます。   

 

だから「アキタコラボル」はちょっぴり不便です。

即日発送も、送料無料も、セット割引もありません。

ご注文をいただいてから準備をして、作り手が適正と思う価格で皆さまへお届けします。

 

便利すぎたこれまでの生活をふりかえり、もういちど人間らしいスピードで。

お待ちになる時間もご馳走にして、どうぞ「アキタコラボル」をお楽しみください。  

アキタコラボル イメージ画像

「アキタコラボル」から「秋田 ひとりとひとりへ」


アキタコラボル第七弾「いぶりがっこ祭り」の発送がすべて完了しました。たくさんの方々のお支えあってつづけてこれたプロジェクト、これにてオンラインショップとしてのアキコラは終了とさせていただきます。

 

秋田の作り手どうしで作り上げた第一弾から第七弾までの、のべ374点のコラボセットを秋田の方々を中心に北は北海道から南は九州まで全国へお届けできました。ご購入くださった方々(とくにリピーターとなり何度もご注文くださった方々)、ご興味をもってくださった方々、本当にありがとうございました。

 

昨年からの新型コロナウィルスの影響をうけ始まったアキコラ。まだまだ世の中は落ち着いた状況とは言えず、プロジェクトの意義としてはあったと思うのですが…外部組織に頼ることなく秋田の作り手本人たちのつながりのみで運営してきたため、その負荷が作り手たちにかかっていることもあり、どのような方法であれば継続可能なのかを模索していました。

 

そのような状況でお声がけをいただいたのが、美郷町でデザイン事務所をかまえる「澁谷デザイン事務所」澁谷和之さんです。アキコラメンバーたちとも話し合いを重ね、オンラインショップとしてのアキコラを終了し、よりひとりひとりの作り手を深堀りするメディアとしてのプロジェクト「秋田 ひとりとひとり」へと生まれ変わることとなりました。

 

東北の中でも、クラフト、食にかかわる作り手が充実している秋田。「秋田 ひとりとひとり」はその魅力を存分に伝えてくれるメディアとなると思います。今後の活動にどうぞご期待ください。以下、澁谷和之さんからのコメントです。

 

『秋田 ひとりとひとり』

 

2020年、秋田の食とクラフトの作り手たちが

『アキタコラボル』という場と時間のなかで、

繋がり、支え合い、そして、それぞれを認識し合った一年。

 

そのきっかけは、まさに “コロナ” という時間ではありましたが、

きっとこの一年の間に観えてきた、

秋田のものづくりの現場における新しい関係性は、

一過性のものとして見過ごされることなく、

次の関係へと昇華され、秋田に蓄積されていくべきものだと感じました。

 

秋田という地で、たくましくものづくりに向き合い、

励んできた一人一人の姿・姿勢、そしてそのそれぞれの関係性が見えてきた

『アキタコラボル』という時間の先に、

益々その「ひとり、ひとり」が深くこの土地に根付いてゆくような、

場・空気・熱量を丁寧に次に繋げていきたいな、と。

 

そんな僕なりの小さなお節介の気持ちから、

『秋田 ひとりとひとり』という新たな冠・メッセージを

一つの『メディア』にして、ここから言葉に、カタチにしていきたいと思います。

 

『アキタコラボル』から、『秋田、ひとりとひとり』へ。

ゆっくり、じっくり、益々たいせつに、

秋田の地に確かに息づいている “ものづくり” の方々一人一人に出会い、

関係性を考え深めていけたらいいなと思います。

 

澁谷デザイン事務所 澁谷和之